2019/07/13

「ダークサンクチュアリ」の4週目(周回:35)に3人で向かいます。

ところで今月から一つ、趣味の活動を変更(休止)したものがあります。普段から趣味活動の数が多すぎて一つ一つにかけられる時間が少なくなっており、気になってはいたのですが……。

アニメの録画予約を休止することにしました。といっても、自動予約システムは動いていますので、既存のアニメの自動予約は引き続き行われます。アニメ視聴も大切な趣味の一つで、これからも変わりありません。新規のアニメ作品に対する調査・キーワード予約登録の追加などが、休止の対象です。

理由は3つあり、録画済みの作品数が数百と膨大な数になったため、新規のアニメを追加しなくとも過去作だけで十分暇つぶしになること、ゲームプレイやゲーム制作と比較して、アニメ視聴の優先順位が下がっていること、ニコニコ動画のdアニメストアを契約済みのため新規アニメの相当数を録画せずに視聴できることです。

加えて、自動予約システムの経年劣化も進んできており、いつ停止してもおかしくない状態になりつつあります。自動予約システムは2系統あるので直ちに予約できなくなることはありませんが、更新の予定も当面なく、現行のハードウェアの寿命がシステムの寿命となっています。無限に録画し続けることはできないでしょう……。

また、流石に10年以上(10年どころじゃない気もするが)アニメ視聴を続けていると飽きてきますね。その理由も大きいのかもしれません。もうそろそろ全パターン網羅したんじゃないでしょうか? していないかな? アニメ化して欲しい作品も沢山残っているし、まだまだこれからだとは思うけれどね。

アニメ視聴の究極の問題点として、内容やクオリティを自分でコントロールできないところがあります。(自分はそのアニメ制作に関わっていないので)当たり前といえばそうなのですが、そのアニメに問題点が見つかったときにどうすることもできません。視聴者として意思表示をするにしても、私の影響力(ツイッターの過去最大フォロワー数:1)では全く届かないに等しい(1件分の統計データにしかならない)ので、意見が伝わる可能性がありません。根本的かつ解決不可能な問題点です。つまり、アニメ視聴は100%紛れもなく受動的な趣味(既製の作品を受け取るだけで、発信するものが全くない)なのです。この不満が少しずつ積み重なったというのも大きいかもしれません。

まだゲームプレイヤーのほうが影響力があるんだよなぁ……。公式フォーラムやプレイヤーアンケートを通して直接意見表明できるし、採用の有無は別にしてもほぼ確実に開発者に届き、ゲームのプレイスタイルや頻度も情報として収集されているので、それらの情報は次のアップデートに活かされる。アニメ視聴とは別世界です。

現在のゲームは発売してそれっきりの一過性のものではなく、数年間継続してアップデートされることは当たり前になっているので、この点もアニメ視聴との大きな差だね。アニメなんて放送開始時点で最終話までの内容は確定しているし、作品によっては既に完成していたりするから、仮に影響力が高くても何もコントロールできなかったりする。ゲームは逆に発売時点では未完成だったりすることも珍しくなく(そのこと自体は批判も多いが……)、プレイヤーからの反応を見てアップデートが重ねられていく。アプデしないゲームはほぼ無いけど、出てきてもすぐ忘れ去られて終わりよ。私がフリーゲームを軽視するようにみえるのは、バグ修正以外のアップデートをしない方針で公開されたゲーム作品を作品として見ていないだけで、数年掛けて大型アップデートを重ねていくフリーゲームは要チェックなんだけど、そのテの作品数はとても少ないんだ。すぐ次の作品に進んでしまう。それじゃ、プレイヤーとして感想や要望を送る意味も薄れるものよ。次回作で検討するんじゃなくて、目の前のこの作品で検討して欲しいんだよね。商用ゲームはそのスタンスだからゲーマーが意欲的に行動してくれる。

……と考えてみると、私の場合、貴重なキャラクターが作品ごとに使い捨てられていることに「意味の無さ」を感じているのかもしれないね。毎年沢山出てくるアニメ作品や、フリーゲーム作品によく見られる傾向だ。商用ゲームだとキャラクターも商品として確立しているのか、ガチの「使い捨て」は少ないように思える。主人公級のキャラは特にその傾向があるね。商用の場合、キャラクター作りにも膨大なお金が動いているので、そう簡単に使い捨てになんてできないのかもしんないけど、プレイヤーにとってもその方が嬉しい。無駄に使い回せとまでは言わないが、キャラクターを長く活かす戦略は一定のメリットがあると思うよ。

もちろん私も、その戦略はそのまま乗っかるつもりよ。具体的には「ヴィラ」等のゲーム内キャラクターはそう簡単には使い捨てたりしないよ。というか、ヴィラが居なくなる作品展開の予定は全く無いよ。ヴィラは、私の創作者としての黎明期・練習期・未熟期に作られたキャラで設計に甘い点が多い(ので創作者向けの指南書では「そういうのは捨てて新しいアイディアに行け」とよく書かれる)けれど、設計は修正すれば問題ないという発想に至れば良いし、権利上も非常に強いよ(ヴィラは1999年に「公表」しているので、その時点でいくつかの権利が発生した)。将来ヴィラと同名のキャラが商業作品に出てきたとしても、こちら側も問題なく作品制作ができるので、使うことに不安がないというのも大きいんだ。(既にあるかもしれないが、あったとしても共存できるので問題ない)

(……余談だけど、1999年よりも更に前に(「ヴィラ」よりも前に)「創作」したキャラクターも相当数、存在するよ。当時は趣味でマンガを描いていたからね? キャラも出てくるじゃん? 他のマンガの研究もしていないし、創作手法とか一切知らないでしょ? 普通にヤバいから。……それらのキャラは、真の意味での「黒歴史」キャラと呼ばれるもので、決して公表しないことを心に決めて完全に封印してしまったんだ。対してヴィラは、種族が天使(準天使)というその”いかにも”な設定や同時発表した小説等と合わせると一見、黒歴史のように見えるけれど、そう見えるだけで実際のところは、黒歴史キャラを踏み台にした新設計のキャラなんだよね。まあ、現在も私自身が”黒歴史的な創作”から抜け出せていない説もあるが。しかし、真の黒歴史キャラってのは、ヴィラのような”痛さ”とは段違いゾ。)

趣味の創作の強みだね。仕事だと、例え自分で創作したキャラクターであっても、多くの人が関わってくるため、自力でのコントロールは困難極まるからね。まあ、無理なんだけどね。他の人の手が入るということは、コントロールを手放すということだし……。キャラクターの知名度を上げるには、創作者自身はコントロールするという概念を手放さないといけない場合もあって、何がベストというわけではないんだけれども。しかし、創作したキャラクターの知名度を上げたいかと問われたら、微妙なところではある。Twitter戦闘力1じゃ上がんないし、上げても創作力が向上するわけでもなく、趣味制作ではあんまり狙わない方が良いかもしんないね。

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