2021/12/25

「ダークサンクチュアリ」の5週目(周回:54)に4人で向かいます。

先週分から、Minecraftの記事のうち使えそうなものは note.com に掲載するようにしました。

ただ note.com と言えども滅多にアクセスされないし、反応も無いんですよね……。多分、Minecraftってあまりにもプレイヤー数が多いため、情報が分散しているのと、プレイヤー発の誤情報がネットに多すぎて(超初心者以外は)誰も検索しなくなっている説はあります。動画ですらも前提条件が一致しないと同じ結果にならないので、参考程度以上の情報がありません。前提条件の開示も大事ですが、前提条件を初心者に合わせることが大事です。

典型的なのは「1.18のブランチマイニングの効率を調べてみた」です。私(典型的な初心者)の検証では5倍~6倍以上の差が付きました(動画で示されているよりも遙かに獲得量が少ない)。これでも装備を初心者なりに揃えているので、真の新規プレイヤーならもっと少なくなります。これだけ数値に差があると「動画を観るだけ無駄」と言われても仕方ありません。熟練プレイヤーにとっては重要な情報源として役立ちますが、熟練プレイヤーは自分で検証をするので外部情報は不要だったりもします。

ブランチマイニング自体は有効です。ただ、動画で示されている採掘効率は新規プレイヤーは、まずあり得ません。クリエイティブモードを用いて装備を完全に揃えたとしても、熟練と初心者は採掘速度(プレイヤーの操作速度)が違うため厳しいはずです。装備が揃っていなければさらに下がります。

検証動画において考慮しなくてはならないのは次の点です。

・プレイヤーの熟練度(初心者向けの動画なら、新規プレイヤーを連れてくるか、新規プレイヤーの採掘速度を想定しなくてはなりません)

基本的に最も情報を必要としているのは新規プレイヤーか、それに近い初心者プレイヤーなので、以降は初心者向けの記事や動画であったと仮定します。

・装備(ダイヤモンドの採掘の検証をするのに、ネザライトのつるはしを検証に用いるのは何かのコントかな? 「エンチャントなしのダイヤモンドのつるはし」(初心者が何とか揃えた想定)か、「エンチャントなしの鉄のつるはし」を用いるべきでしょう)

・インベントリ(まさかとは思いますが、シュルカーボックスを検証に使っていませんか? それがある時期は、ダイヤモンド集めも必須では無くなっている時期です。新規プレイヤーはマイニングの地点にチェストの設置もしません)

・溶岩の対処に費やす時間は所要時間に含まれる。

・アイテムの整理に費やす時間は所要時間に含まれる。

・小休止の時間は所要時間に含まれる。(1時間ごとに10分~15分の休息!)

・つるはしを消耗したら拠点に戻り、再作成する時間は所要時間に含まれる。(エンチャントなしのつるはしは消耗が早い)

・鉱石を発見したら、その鉱石が何であるかを確認する時間は所要時間に含まれる。(秒で見分けるのは熟練者)

・たいまつが無くなったら拠点に戻り、再作成する時間は所要時間に含まれる。

少なくともこれくらいの考慮事項が必要に思います。実際、上記の事柄は私のプレイングに全て所要時間として含まれています。

あと思ったのは、良く言われるのは「ダイヤモンドは村人との取引が楽」という言葉。これ、本当に膨大な知識がベースにある発言なので、熟練者の手法ですね。新規プレイヤーには、まず無理でしょう。まだブランチマイニングのほうが確実です。

私はプレイスタイルへのこだわりというのを一旦捨てて、初心者なりに効率を高めるにはどうすれば良いか考えた結果、難易度を「ピースフル」に変えて敵対MOBを消し、MOBに遭遇して効率が落ちる可能性を根本的になくしましたが、難易度は変えたくないプレイスタイルの場合はMOB遭遇と対処の困難さが加わってきます。アイテムロストのリスクを計算に入れなくてはなりません。このリスクの評価は難しいです。Minecraft以外のゲーム全般への熟練度や、プレイヤー本人の性格が影響する部分が増えてくるため、ブランチマイニングでどのくらいの採掘成果が得られるかの予測は極めて困難です。ロストすれば本人にとっての成果は0ですからね……。私個人の感想は、特にこだわりがなければ難易度を「ピースフル」に変えてしまうのがおすすめで、費やした時間と熟練度に見合った成果を持ち帰りやすいです。

マルチプレイサーバーでは(一部の「個人ごとの難易度設定」が可能なサーバーを除くと)難易度設定を変えられませんが、多人数参加のマルチプレイの場合は「他のプレイヤーからの支援」という「外部要素」がありますので、ブランチマイニングの効率とか、村人との取引をどうするかとかを考えるまでもなく、素材や装備の支援を得られるケースが考えられます。羨ましい限りです。幸運にもその環境でプレイしている場合は、効率や検証なんてほとんど考えなくても良いかもしれません。

究極的な話では、コマンドの実行や、クリエイティブモードで目的の素材を出してしまうという手段もあります。そこまでしなくとも、クリエイティブモードを一切使わないプレイというのは実際なかなか見られなくて、例えば新たな装置を試しに作ってみたり、建築を試してみたりするときに普段のサバイバルモードのワールドではなく、検証用のクリエイティブモードのワールドを使うことは一度は起こり得ます。

そういった検証をも、メインのサバイバルモードのワールドで行う(クリエイティブモードを決して使わない)スタイルもあると思いますが、そういったプレイヤーの動画は見たことがありません。動画を上げてくれるプレイヤーはどうしても熟練者が多く、検証用のクリエイティブモードのワールドの活用も普通に行われるためです。

何をどこまでサバイバルして、クリエイティブモードの利用をどこまでするか、という話になります。

おそらく、最終的には、クリエイティブモードですらも容易には実現不可能なものをMinecraftのプレイングの目標に据えることになるのだろうと思います。

鉱石の合計採掘量や強力な装備などがプレイの最終的な目標になることは考えにくく、大規模な建築やインフラ、建築のセンスの向上、新たな自動装置、大規模な回路、複数人のプレイヤーによる共同作業などが、プレイの目標として使われていくのだろうと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする