2019/05/04

「ダークサンクチュアリ」の5週目(周回:33)に3人で向かいます。

Civ6をプレイしてやっぱり良かった。大収穫である。RPGの世界観に対する視野が2段階くらい広がった気がするね。Civ6のカテゴリはRPGじゃないけどね。

根拠のある世界観作りを心掛けているけれど、まだまだ甘いということを実感。より一層の精進が求められる。ゲームとしての取捨選択をする以前に、制作者本人の知識量が要求されるところかな。知っていてもあえて使わない設定と、知らないから使えなかった設定は異なるからね。

それにしても、Civ6と私の制作しているRPGは(単純比較は出来ないし違いは多々あれども)重なるところが結構あるのではないかと思う。一つの惑星の範囲で作られている点。国家が複数(平均して10ヶ国前後の数)登場する点、国家間の外交的な解決策が着地点となりうる点。

魔法が存在するのは大きく異なる点だけれど、魔法=もうひとつの科学技術 という扱いにしてしまうと、ほとんど現代相当の文明になってくるね。ただし、現実の地球ほどには文化出力が無いので、統治体制が近代以前のものだったりして、そこだけ見るとファンタジーな感じはするよ。

RPGに登場する各国が、Civ6だったらどういう国家になっているかを想像すると面白いかも。パンテオンは何で、宗教の創始はしているのかしていないか(何を創始したか)、自然遺産を持っているのか、遺産好きなのか、科学勝利狙いか・文化勝利狙いか、それとも外交狙いか。普通に宗教勝利狙いの国があるかもしれないし、RPGの王道の設定として制覇勝利を目指す国もきっとあるだろう。砂漠立地だったり、ツンドラ立地だったりと立地条件の違いもあるだろうし、指導者の性格の違いも面白い要素だ。

国家間の交易路、友好関係、同盟関係、スパイの活動状況、都市国家との関係、災害の頻度や規模、……Civ6に置き換えてみると考えることはたくさんあるゾ。必ずしも全てを決める必要はないけれど、考えておくに越したことはないし、RPGのプレイヤーとして一番寂しいのはRPGの作者が「そういうのは考えていません(設定しません)」と発言することだからナ。

立地とか指導者の性格の違いとか、スパイの活動状況って滅茶苦茶RPG向きの要素だから、考えない理由はないと思うのだが。

特に重要なのが「外交的視野」という要素で、これをうまくRPGの本編に絡ませると急に面白くなる。制作者本人の外交的視野が高くないと、組み込むことができないので制作のハードルは高い(政策のハードルも高い)が、是非とも狙ってみたいものだ。ラスボス戦闘に関わる要素だからね。外交的視野が低いと主人公パーティが敵のラスボスを倒してENDだが、外交的視野が高くなると……?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする