2018/08/25

「ダークサンクチュアリ」の4週目(周回:28)に3人で向かいます。

RPGの制作のために世界地図を作り始めて約1年が経過しました。初期の頃のと見比べると、完全に別物ですね……。

初期の頃の地図はそれでも真面目に作られていて、それなりのクオリティはあると思っていたんですよ。でも、現在の世界地図と比べたら、初期の地図はほんの1、2分だけ使った落書きのようなものに見えてしまいます。あれでも2時間くらいはかかっているんですけどね……。

その後、正距円筒図法を採用したところから暴走は始まります。既にこの時点で大半のフリゲのワールドマップに無い概念を備えています。世界は球体となり、全ての場所で緯度経度を表示できるようになりました。

現在の世界地図は既に掛けた時間が200時間を上回り、よほど強引に捉えない限り、落書きと呼ばれることは無いでしょう。

参考資料の変遷も影響を与えています。初期の頃からしばらくの間は、他の「作品世界」の世界地図を参考にしていたんですね。しかし、それでは他の作品世界と何が違うのか分からない(むしろ他の作品を楽しんだ方が良いのでは?)ということで、現在は Google Maps を参考資料としています。つまり、リアルの世界地図に匹敵するクオリティを目指すわけです。

RPGに要求されるレベルを越えることになりますが、他の作品世界ではあり得ないほど細かな検証がなされているので、世界地図だけで勝負したら現時点で全てのフリゲに勝てます(確信)。まあ実際は大事なポイントはそこでは無いんですが、勝てるポイントが一つくらいあっても面白いでしょう。まあ、他のポイントも負ける気はしないですが。

この1年間、幾度となく地図製作を外部に「依頼」しようと検討し断念してきた経緯があります。唯一、山脈の表現だけは依頼して制作して貰いましたが、それだけでは地図は完成しません。特に気候区の着色は難しく、依頼すれば多くの時間を節約できる可能性もありました。ただ、この気候区というのが厄介で、文字通り無限リテイクのおそれが高く、断念したんですね。

気候区の設定は、かつて無いほどの膨大な知識と観察、創作がベースになります。これの善し悪しで本物の世界地図になるか、偽物の世界地図になるか決まりますので、当然のことながら相当な回数のリテイク(設定し直し)が発生します。依頼したらクリエイターはキレるだろうなぁ……と考えながら依頼資料を作っていました。結局依頼しませんでしたので苦労するのは自分だけで済みましたが、1年もかかっている理由の一つが気候区の再設定です。

自分が時間を掛けさえすれば完成できるものは自分で作り、時間を掛けても無理そうなところは依頼するといった区別が出来てきますね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする