「ダークサンクチュアリ」の6週目(周回:39)に4人で向かいます。ボス戦です。
マウスの中ボタンが壊れるという珍しい壊れ方をしました。そんなに多用していたかの。……タブを閉じるときによく使うよね。
ではでは、最近のRPG制作について。
Webサイトはめっきり更新していませんが、制作が始まると実際更新しなくなるんだよね……。制作日記なら書けなくもないけれど、それを公開したところで制作が進むとは限らないのよ。ココに書いているようなことなら全然時間使っていないので制作に支障は無いのだけれど。
先週やっていたのは、研究項目をスキルに追加する仕組みを用意していました。いろいろと検討をした結果、スキルタイプに研究のジャンルを追加して、研究したかしていないかはスキルの有無で判別するようにしてみました。イメージも近いしね。スキルタイプという概念があって良かった。無かったら大変な量の仕様追加になっていたところよ。
ともあれ、3つの研究ジャンルをスキルタイプとして追加します。なんで3つかというと、Stellarisが3つだからです(直球)臆面もなく何の躊躇も無くStellarisに準拠することとしました。ほとんどのプレイヤーはStellarisを知らないでしょうから。ジャンル名は多少アレンジが加わりますが、「社会学」はそのままの名前で登場することになりそうです。制作中のRPGでは、今のところ「野生学」「社会学」「信仰」の3つになる予定です。
Stellarisは「物理学」「社会学」「工学」ですが、幾らなんでも物理学は無理があろうよということで野生学に差し替えました。野生学は自由猫が得意な分野ですね。
「社会学」をそのまま残せたのは、猫社会にもそのまま適用できるだろうという確信からです。自由猫に限らずイエネコにとっても大事な分野です。Stellarisの社会学はブーストしやすい(他の分野に比べて研究を進めやすい)傾向が見られましたが、その傾向も引き継ぐ予定です。どんなケースでも役立つでしょう。
最後の「工学」はいわゆる工業生産の分野。逆立ちしても転がっても猫的には無理そうな気配がするので、「信仰」に差し替えてみました。Stellarisでは社会学にまとめて含まれている信仰ですが、切り出して一つの分野と考えてみました。
信仰というジャンルは当初は「神学」という名前にしていましたが、リアルワールドの「神学」を知っている・学んだことのあるプレイヤーにとっては違和感しかない内容になるので、言葉として避けることにしました。信仰とすればかなり広い意味に受け取れるので、例えば自然信仰といった分野の研究を含めてしまっても違和感はないでしょう。精霊なども登場させることができ、RPG的にも大変使い勝手の良い研究ジャンルとなります。
というのは、一般的なお話で、実際のところは主人公達に(Stellarisの)超能力ルートを進んでもらうための研究ジャンルですね。そういう意味からも神学という言葉は避けるようにしました。オリジナルとは別物になってしまいますので。
スキルを研究によって獲得するというのは、プレイヤーにとっても大きな意味があります。原理上、無駄な時間というのが無くなるんです。RPGをプレイしていて(初見であり、攻略上やむを得なかったとしても)無駄な行動や無駄な時間が発生するというのを効率重視のプレイヤーはとても嫌うのですが、研究を進めているなら無駄な時間というのは起こり得ません。ゲームをプレイするという時間経過そのものによりキャラは成長するわけです。
戦闘経験値をベースにキャラが成長するRPGは、こうはいきません。戦闘の回数をこなす必要があり、また戦闘が発生しないエリアをうろうろ歩いているだけですと本当に何の成果も得られず、プレイ時間だけが積み重なることになりかねません。うろうろ迷うこともまた面白い場合もありますが、そうでなかった場合は文字通り無駄な時間となってしまいます。ゲームを閉じる理由の一つがコレです。
戦闘シーンの扱いの難しさもあります。リンカネのような自動戦闘なら無問題なのですが、実際のフリーゲームのRPGの多くは、プレイヤーに戦闘シーンでの操作を要求します。制作者が考える以上に難度が高く、プレイを止めてしまう原因の一つにもなります。大変な苦労をして制作した戦闘シーンが面白いと感じるのは、制作者本人が感じる面白さが上限で、通常のプレイヤーはそこまでの熱量はありません。もしかしたら面白いのかも? と一部のプレイヤーが感じてくれたら大成功な部類です。残念ながら大成功の確率は低いです。初めてRPGというものをプレイするプレイヤーなら興奮してくれますが、そうしたケースも極めて稀でしょう。
戦闘シーンについては(この大陸のモンスターの分布は一体どうなっとるんや? 滅茶苦茶じゃねーか!)……いろいろと言いたいことは山ほどあるのですが、また別の機会にしましょう。モンスターの勢力分布については、私も決定的な回答を出せていないのです。とはいえ何かしらの考慮は必要でしょう。小説では背景を考えて登場させることと思いますが、フリーゲームになるとこの類の手抜きが多い気がします。まさかの「設定無し」も有り得るほどです。設定していないなら、プレイヤーに操作を要求しないほうが良いと思うのです。Stellaris的な戦闘で良いじゃん?