2022/07/02

「ダークサンクチュアリ」の6週目(周回:58)に4人で向かいます。ボス戦です。

Minecraftは、先週の異世界転移からわずか一週間で次のワールドに異世界転移! 最速記録かな?

理由はいくつかあるんですが、The Netherの立地重視のseed値厳選ではなく、オーバーワールドの立地重視の厳選に大きく舵を切ったということです。

これまで様々なことにトライして、色々と考えた結果、The Netherを活用した交通網を今後は用意しないことにしました。ネザー自体は素材集めに行くと思いますが、ネザーポータル経由で遠方に移動する手段は(RP上の禁止ではありませんが)積極的には使わなくなっていく、ということです。

The Netherの交通網(歩行用通路、トロッコ路線、氷ボート路線、青氷ボート路線など)の最大のメリットとしてよく紹介されるのは、ネザーの1ブロックの移動でオーバーワールド8ブロック相当の移動になるため、遠方への移動に最適、というのが挙げられます。

それには前提条件があって、(ネザーで1歩動く時間)<(オーバーワールドで8歩動く時間)の式が成立しなくてはなりません。

1歩 対 8歩なのだから、8歩よりも1歩のほうが短時間になるのは決まっているじゃないかと思われるかもしれません。何を当たり前のことをと思うかもしれません。では、なぜそう言い切れるのでしょうか?

The Netherディメンションのバイオーム構造を把握すると、やがて次のような真実が見えてきます。

(ネザーで1歩動く時間)<(オーバーワールドで8歩動く時間)の式が成立することはむしろ稀で、それを実現するには十分に時間を掛けた建築作業、つまり交通網の整備が必要になるというコトです。その整備のコストはオーバーワールドと比較すると莫大であり、Minecraftのプレイ時間のかなりの割合を、その整備のために費やしてしまう問題点があります。無限のプレイ時間を持っていれば問題とはなりませんが、プレイ時間は通常、有限です。

また、交通網が完成した後も問題点が残ります。プレイヤーキャラクターがトロッコに乗ったままネザーポータルを通過できませんので、トロッコ路線は乗り降りの動作が必須です。ネザーポータルも数秒間の待ち時間がありますので、相当な長距離路線で無ければ、オーバーワールドの交通網の方が早く目的地に着きます。

MOBの脅威度も段違いで、オーバーワールドは空中に路線を作ってしまえば深夜でも安全に移動できますが、The Netherは交通網を完全にブロックで囲って湧き潰し対策も行わない限り、安全ではありません。湧き潰しも条件が厳しいので緻密な設計が必要です。

景観を考えて路線を少し手直ししたいときも、The Netherの路線でそれを行おうとすると想像以上に大掛かりなことになります。

オーバーワールドでは何でもないことが、The Netherディメンションでは命取りになりかねません。

オーバーワールドで遠方のバイオームに向かうのに最適なのは「ボート」です。プレイ始めた当初そう思っていましたし、Minecraftのプレイを始めて半年が経過した現在もそう思います。

ボートは(仮に持ってくるのを忘れたとしても)簡単に素材を集められて「その場で」作ることができますし、耐久の概念がないので拾い忘れない限りは失われず、ボートに乗っているときはお腹も減らず、海上の移動中はMOBからの攻撃を受けにくく、そこそこ速く移動できます。海洋に囲まれた立地に拠点を用意すれば、路線の建設は不要となり、日常的にボートが活用できます(専用の路線を建設すれば、最速の路線になります)。そのため、seed値厳選のポイントは「初期スポーン地点が大きな島であり、ボートで他のバイオームの大陸に辿り着けるか」になります。The Nether経由の移動は考慮する必要がありません。島の内陸部はトロッコ路線、島の外へはボート活用と、2種類の移動方法の使い分けになります。

「エリトラ」? エリトラはMinecraftのプレイを開始してしばらくの間は用意できませんし、活用するにはいくつかの条件があります。マルチプレイサーバーで他のプレイヤーキャラクターからの素材提供や討伐の手伝いなどの支援が十分に得られる場合は早い段階から活用できますが、そうではない場合は自力で全て揃えなくてはなりません。とんでもないプレイ時間と知識量が必要です。

全ロスに対してもエリトラは非常に弱いです。ここでは、全ロスを避ける手法を考えるのではなく、全ロスが起こったと仮定して考えてみます。エリトラは貴重品なので拠点に置いていきたいくらいですが、メインの移動手段に使う場合は持っていかなくてはなりません。つまり、全ロスの場合は確定で失ってしまいます。

その点、ボートによる移動であれば全ロスは怖くありません。全ロスという事態になると、拠点やベッドを設置したウェイポイントに戻ってしまうので面倒ではありますが、ボート自体はすぐに作り直すことができるので、ボートを失うことのダメージは最小です。現地でどこかに置き忘れたとしても、現地でまた作れば良いので復帰も容易です。

新バイオーム探しも、エリトラを用いて、とある方角にすっ飛んでいくのと、ボートで拠点の周囲を一周するとで、発見率の差はどのくらいでしょうか。ボートで探すのも十分アリなのではないでしょうか。

ボートは移動中の安全性も高く、制作が容易なので初心者の段階から活用することができ、お腹も空きませんので思ったよりも長距離を移動できます。(チェスト付きボートとは排他になってしまいますが)目的のMOBを見つけたら、ボートに乗せて連れて帰ることもできます。エリトラではそのまま連れて帰ることはできません。結局のところ帰り道はボートが必要なのです。また、相当なMinecraft熟練者でない限り、The Nether経由の移動で持ち帰ろうなんてのは至難の業です。新バイオーム探しや新MOB探しで遠出していた場合は、ネザー側の交通網の準備も出来ていないでしょうから、何となくネザーに入ったら、何も準備していないままピグリンに見つかって急ぎポータルから脱出を試みたら転送の待ち時間の間に追いつかれてピグリンに倒されるまであります。(とある配信者のMinecraft配信で見た実話……)

要は、遠出しているときに思いつきでのThe Nether経由の移動は(Minecrarftに十分習熟したプレイヤーであっても)危険極まりないということです。

ボートによる移動ならば、そこまでの危険はありません。ボートに乗って移動中にMOBに倒されてしまった、何かに衝突して死んでしまった、どこかに落下して全ロスしてしまったという経験は、おそらくこれまでのプレイで一度も無いんじゃないでしょうか?

現実の(リアルの)ボートは(初心者にとっては)滅茶苦茶ハイリスクですが、Minecraftのボートは初心者にとっても安全性の高い、遠方への移動手段になります。ボートをメインの交通手段と考える場合、海洋に囲まれた立地というのは大変便利なので、seed値厳選するときは海洋立地は特にお勧めです。

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