2022/06/18

「ダークサンクチュアリ」の4週目(周回:58)に4人で向かいます。

新しいPC(ゲーミング用途)が届きました。CPUの性能進化を甘く見ておりましたわ。今回は静音最優先なのと消費電力の都合で Intel i5 を選択しましたが、なかなかの性能です。

GPUは RTX 2060 12GB → RTX 3060 12GB と何故買い替えたのか謎でしかない更新ですが(約7%の性能向上)、CPUはCore i7 9700K → Core i5 12600K のアップグレードになります。3世代の差があり、性能はおよそ1.5倍となりました。(3DMarkによる)

ゲーミングPCなのに i7 を避けて i5 にしたのは、UPSの容量の都合によるものです。ハイエンドにするつもりがないなら、i5 でも十分以上の性能があるのは面白いですね。

また、低負荷時にファンの音がほとんど聞こえなくなったのは大きなメリットです。さらにPCにストレスをかければ、高負荷時の音もかなり抑えられるかもしれません。

冷却を重視しても、静音性を重視して冷却を軽視しても、PCの寿命にあまり関係が無さそうだということが分かってきています。PCの個体差がとても大きく、設置環境による差も相当程度あるため、どれほど冷却重視であっても故障するときは故障するし、劣悪な環境であっても一向に壊れる気配がみられないこともあります。だったら静音性に振り切って良いじゃん、というのが私の導き出した結論です。

ドライブ構成はさらに豪華になり、配信者のPCならごく一般的でしょうが、C:ドライブのSSDは1TB、バックアップ用途のD:ドライブのSSDは2TBになりました。また、ゼロスピンドル思想のため、光学ドライブとHDDは搭載しません。クーリングファンも必要最小限です。回転する部分を減らすことは故障率の低減に繋がります。HDDが存在しなければ、HDDクラッシュも存在しません。SSDはその構造上、故障時期をかなり正確に予測できるので、HDDよりも安全です。

メモリは32GBです。64GBにするかどうか本気で悩みましたが、アセット山盛りのCities:Skylinesをプレイするときくらいしか出番が思いつかないので、今回は64GBは見逃して、より一般的な32GBとしました。ちなみに2022年現在、16GBという選択肢はもう無いです。例えば、Steam配信のストラテジーゲーム Old World は、さらっと普通に20GBを消費したりします。起動直後はそこまで使わないのでバグかもしんないですが、32GB積んでおけばゲームがバグってても動かせます。ゲームがバグっててもメモリ積んでおけば動く。これ重要です。ゲーミングPCを選定するときの条件です。

新ゲーミングPCのバックアップについては、こちらもいろいろと考えた結果、Acronis Cyber Protect Home Office + 500GBクラウド付きの年間契約をして、バックアップ体制を強化することにしました。個人利用としてはかなりの高額ですが、それだけの価値のあるデータを保護する目的です。

経験上、Acronisのダメな所って、使い続けると合計費用がかなり掛かるということだけなんですよね。特にコスパを考えて契約プランを選択すると、クラウド側の容量不足に陥ったりします。逆に考えると、ゲームに対しふんだんにお金をかけてもいいなら、Acronis製品を購入し、サブスクリプション契約に思い切りお金を使っておけば間違いはないワケです。ガチャをする余裕があるなら、バックアップにお金を掛ければ良いことに気が付いてしまいました。

無料のバックアップソフトは多数あり、おそらく有名所はほぼ全て使った経験があります。欠点なので細かくは書きませんが、全部何かしらの問題を抱えていてダメでした。全く使えないわけではないのですが、便利に使いこなすには相当程度の予備知識と知識のアップデートが必要で、その分の学習費用を考えると実はトータルではAcronis製品よりも高額なコストがかかるんでは……、と思ってしまいます。

Acronis製品の場合、なんかよく分かんないことが起きてもサポートに放り投げてしまえば良いので楽ですね。サポートセンターは日本法人となり、サポート担当者も日本人というところも好印象です。無料ソフトの場合サポート自体が無かったり、窓口があっても英語でやりとりしないといけなかったりするので、それが出来るんなら、という感じですね。

数年前まではSymantec製品でバックアップ等を行っていましたが、現在は(あまりにも不便すぎて)諦めました。Symantec製品はクラウドとの通信速度が遅いのと、サポート担当者が日本人じゃなくて、日本語でチャットは可能ですが全然通じないので困りますし、そもそものトラブルが多すぎるので契約更新は次回から行わない予定です。まだ期間は残っているので使っていますが、あまり高くない契約プランを使っているとPC内に新製品(プレミアムな契約プラン)の広告が出てきて困ります。セキュリティソフトを入れてPCの使い勝手が低下するんじゃ、本末転倒です。

2022年現在、PC内で邪魔してこないのはAcronis製品とESET製品ですが、ひとまずPCによって使い分けて、どちらの契約も続ける予定です。ゲーミングPCをAcronis製品で保護して、その他のPCはESETで保護すればいいかな。

ちなみに、Windowsが最新なら別途サードパーティのセキュリティソフトを入れるなんてしなくてもいいじゃん、むしろセキュリティソフトを入れないのがトレンド、という視点も時々見られるようですが、その発想は少々危なっかしいです。

特にゲームの場合、ゲームの攻略サイトを装った、Webに色々仕込まれているサイトが検索の上位に来てしまっている(恐ろしいことに検索結果1位になることもある)現状があるので、インターネットを一切使わないスタイルならセキュリティソフト無しで全然大丈夫なんですが、少しでも使う可能性があるならWindows Defender頼みはワンチャン踏み台化したり、引っこ抜かれたり、やりたい放題されるのである意味ノーガード戦法に近いものがあります。最新のWindowsでは、古典的なウィルスソフトが入り込むことはほぼありませんが、攻撃手段は複数ありますので、サードパーティのセキュリティソフトを選定するところから慎重に考えないと保護はできません。

探し物をしているとWebに色々仕込まれているサイトに遭遇する筆頭は「Minecraft」関連の話題を扱った個人サイト(を装ったサイト)です。やはりか……。仕掛ける側も、検索するゲームユーザーの知識レベルが上から下まで揃っていることを熟知してやがる。……セキュリティソフト不要のトレンドに乗って、ホントにセキュリティソフト入れていないんだろうなぁ。

2022年現在、セキュリティソフトはAcronisまたはESETの二択状態です。ガチで。お小遣い稼ぎしているサイトはセキュリティソフト比較表とか言って色々乗せていますが、お小遣い稼ぎの効率重視なんやろうなぁ……。ああいったサイトの記載内容は、もう多くの有識者は信じてないと思いますが、まだその製品が存在しているか消えたのかの確認くらいには使えるかもね。

セキュリティソフトを別途導入することで、ゲームを不安定化させるリスクは常に抱えていますが、それはもうどうしようもないですね。安定して動くゲームは他に多数ありますので、セキュリティソフトと競合するならゲームの側で対策をしてもらうしかないです。また、そういった安定性込みでゲーム自体の評価もするように心掛けたいですね。

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